ニッポン・天気晴朗なれど波高し

2018GWに「アゴラ」に投稿・掲載されました。せっかくだから時事ネタ系ブログでも始めようかと。立ち位置は右というよりは左です。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日大アメフト問題は昭和の残滓か。

連日、日大アメフト問題やってまして。感想など。 まあ、体育会系は生来、馴染めないのですが、自分が子供の頃、つまり何十年前となんら変わってないんだあぁ、という感じでしょうか、正直。。そりゃ、多少変わってるとこもあるかもですが、ガンとして不変な…

社会保障の<見える化>「まず基礎年金2分の1の税方式化を検討せよ」(一橋大/高山教授)

日本の社会保障について。やはり一番の問題は制度が複雑すぎて、分かりづらいことでしょうか。 たとえば年金関連。日本の年金が賦課方式で「自分の払ったお金が自分に還ってくる訳ではない」を理解している人って、どのくらいいるのでしょうかねぇ。有権者の…

三浦瑠璃「9条を信仰している人たちが戦争を起こす」の違和感&「9条原理主義者」その出生の秘密

前回の続き。「もの言えぬ時代(朝日新聞社刊)」の三浦瑠璃氏「9条を信仰している人たちが戦争を起こす」についての感想など。 筆者は「9条改憲も将来的にはアリだろう」という立場です。どう考えても自衛隊は戦力だと思いますし。ただしリビジョニスト総理…

三浦瑠璃の徴兵制論と「現代の戦争」

注目の国際政治学者・三浦瑠璃氏。自分も数冊読んでいますし「山猫日記」も愛読しています。直近のエントリーでは財務省セクハラ問題について書かれていますね。三浦瑠璃といえば数年前に「徴兵制論」で話題になっていました。自分も、その頃、氏を知るよう…

<忖度>という言葉にみる日本社会の退行

GW明けには「森友文書改竄」問題の財務省調査が公表されるとも言われています。どんな内容か、ちょっと楽しみですね。今回はこの問題に関する雑感などです。 最近よく言われていますが、たしかにこの問題、特に「忖度」の概念は外国人には理解できないと思い…

「無断録音は許されるか」報道倫理原理主義者の罪

「前回」の続き。今回は財務次官セクハラ問題でのテレ朝記者の無断録音について絞って書きます。結構、これが非難を浴びているようなので。マスコミ系出身の識者のなかでも、言語道断とする人も多いようです。筆者はこの無断録音を是とする立場です。 素朴な…

テレ朝記者会見の自爆性と失敗の本質

「財務次官セクハラ問題」で財務省がセクハラを認定しました。その一方で、テレビ朝日も非難を浴びています。テレ朝の失敗の本質を考察してみます。 今回の問題の本質はテレ朝にとって報道ウンヌンの話ではなく、それ以前の企業コンプライアンスにあったのだ…